グリースの登場

古代エジプト

獣脂と生石灰を使ったグリースの登場


19世紀中頃

鉱油を使ったグリースの登場
・1845年:米国でカルシウムグリース
・1853年:英国でナトリウムグリース

新しい増ちょう剤の登場

1940年代

シリカゲルグリース
ベントナイトグリース
カルシウムコンプレックスグリース
リチウムグリース


1950年代

ウレアグリース


1960年代

アルミニウムグリース


1970年代

リチウムコンプレックスグリース

グリースの高性能化

1970年代

ワイドレンジ(広温度範囲)グリース、自動車用グリース


1980年代

自動車ホイール軸受・等速ジョイント用として高性能のウレアグリースへ利用拡大

合成潤滑油の利用

2000年代以降

低温、高温、真空などの特殊環境での使用やグリース寿命延長の目的で合成潤滑油を用いたグリースの利用が拡大

グリースの今後

2010年代以降

低発塵性、低アウトガス性(半導体産業、情報通信産業)、音響寿命の向上等への要求